マヤ暦には、「13年サイクル」という考え方があります。
13年間をひとつの大きな流れとして見て、それぞれの年にテーマがあると考えるものです。
これだけ聞くと、
「今年はこういう年だから、こうしなきゃいけないの?」
「占いみたいなもの?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、私は13年サイクルをそんなふうには使っていません。
以前は私も、その年の意味を意識して、
「今年はこういう年だから、こう過ごさなきゃ」
と考えることがありました。
でも、意識しすぎるほど、
「こうした方がいいのかな」
「これはやらない方がいいのかな」
と、自分の選択よりもマヤ暦の意味を優先してしまうような感覚がありました。
それが私には少し窮屈だったんです。
だから今は、普段の生活ではあまり気にしていません。
自分がやりたいと思ったことはやるし、自分の人生は自分で選びます。
では、13年サイクルを何に使っているのか。
私は、
迷ったときや、思い通りにならない出来事が起きたときに、物事を見る角度を増やすためのヒント
として使っています。
「どうしてこんなことが起きたんだろう」
と思ったときに、
「今のサイクルから見ると、こんな捉え方もできるのかもしれない」
と考えてみる。
それだけで、マイナスにしか見えなかった出来事に、少し違う意味を見つけられることがあります。
今回は、そんな私なりの捉え方で13年サイクルをご紹介します。
自分が今、何年目なのかを知るには?
13年サイクルでは、自分の誕生日から、翌年の誕生日の前日までをひとつの年として見ます。
そして、その1年間にはそれぞれKINナンバーがあります。
自分が何歳のときに、どのKINナンバーの年を過ごしていたのかは、マヤ暦の早見表で確認することができます。
調べ方はシンプルです。
まず、早見表で自分の生年月日を西暦で入力し、「KINナンバーを調べる」を押します。
すると、自分のKINナンバーが表示されます。
そのまま画面を下に進むと、「✨年まわり✨」という項目があります。
そこで、年まわりを知りたい年齢を選択すると、その年齢のときの年まわりのKINナンバーが表示されます。
あとは、そのKINナンバーにある「銀河の音」を見ます。
たとえば、その年のKINナンバーの銀河の音が「5」だった場合、
その年齢の1年間は、13年サイクルでいう5年目ということになります。
つまり、
KINナンバーの銀河の音=13年サイクルの何年目か
を見る目安になります。
たとえば、
「今の私は何年目なんだろう?」
「30歳のときは何年目だったんだろう?」
と気になったときは、早見表でその年のKINナンバーを出して、銀河の音を確認してみてください。
ただし、年の切り替わりは1月1日ではなく、自分の誕生日が基準になります。
誕生日から次の誕生日の前日までが、その年のサイクルになります。
13年は、4年ごとの「起承転結」で流れていく
13年サイクルは、
1〜4年目
5〜8年目
9〜12年目
という3つの起承転結があり、最後の13年目でひとつの大きな区切りを迎える、と考えます。
私はこれを、
基盤をつくる4年間
↓
形にしていく4年間
↓
さらに広げていく4年間
↓
13年目で一区切り
くらいに捉えています。
では、一年ずつ見ていきます。
1年目|まず、自分から始めてみる
13年サイクルのスタートです。
新しいことを始めたり、
「これからどうしていきたいんだろう」
と、自分自身に目を向けたりする時期として捉えることができます。
何か思い通りにならないことが起きたときにも、
「誰が悪い?」
と外側だけを見るのではなく、
「私は本当はどうしたいんだろう」
と、一度自分に戻って考えてみる。
そんな一年です。
すべてを無理にポジティブに考える必要はありません。
ただ、
この経験から、自分が気づけることは何だろう
と考えるきっかけにしてみてもいいかもしれません。
2年目|人との違いを知る
2年目は、人との関わりに目を向ける年。
人間関係が広がることもあれば、
「なんでこの人とはこんなに考え方が違うんだろう」
と感じることもあるかもしれません。
そんなときに、
相手を変えようとするのではなく、
「この人には、この人なりの考え方があるんだな」
と少しだけ相手の側から見てみる。
人との違いを知ることで、自分自身についても見えてくることがあります。
3年目|一人で頑張りすぎない
3年目は、人と協力することがテーマとされています。
私は、
「全部自分でやらなくてもいい」
と考える年として捉えています。
自分だけが得をする方法ではなく、
自分にも相手にも、そして周りにも良い方法はないか。
いわゆる「三方よし」を意識してみる。
困ったときには人に頼る。
逆に、自分が力になれることがあれば協力する。
そんな関係を少しずつつくっていく時期です。
4年目|続けやすい形に整える
ここまでやってきたことを、一度整える年。
仕事でも生活でも、
「毎回その場で考える」
より、
「こうするとラク」
という仕組みをつくることで、続けやすくなります。
生活リズムを整える。
ルールを決める。
仕事の手順を見直す。
習慣にする。
そんなふうに、これまでやってきたことを定着させる時期として見ることができます。
5年目|これからどうしたいかを考える
ここから、また新しい4年間が始まります。
5年目は、
「私はこれから、どうしたい?」
を考える年。
大きな夢でなくてもいいと思います。
どんな働き方がしたいのか。
どんな暮らしがしたいのか。
誰と過ごしたいのか。
何を大切にしたいのか。
ぼんやり考えるだけでなく、言葉にしたり、紙に書いたりすると、自分の気持ちが見えてくることがあります。
方向が見えたら、小さくてもいいので動いてみる。
そんな年です。
また、この年は、決めたらスピード感を持って進むと良いです。
6年目|自分だけで走らない
物事が動き始めると、つい自分の考えだけで進みたくなることがあります。
6年目は、
「自分はこうしたい」
だけでなく、
「周りはどう感じているだろう」
と一度立ち止まることも大切な時期。
相手を尊重する。
感謝を伝える。
自分から与えられるものを考える。
そして、大きな変化を求めるより、コツコツ続ける。
そんな積み重ねが力になっていく年として捉えています。
7年目|増やすより、減らしてみる
やりたいこと。
情報。
人間関係。
仕事。
選択肢が増えすぎると、何が本当に大切なのかわからなくなることがあります。
7年目は、
「量より質」
を意識する時期。
今の自分に必要なものは何か。
なんとなく続けているものはないか。
誰かの期待で抱えているものはないか。
少しずつ余計なものを減らしていくことで、自分が本当に大切にしたいことが見えてくるかもしれません。
8年目|一緒に進める人を大切にする
7年目で必要なものが見えてきたら、8年目はそれを周りと育てていく時期。
一人で頑張るより、
「それ、いいね」
と共感してくれる人がいることで、物事が大きく動くことがあります。
だからといって、自分の考えを無理に理解してもらう必要はありません。
押しつけるのではなく、
「私はこう考えているよ」
と伝える。
共感してくれる人と一緒に進む。
そんな関係を大切にする年です。
9年目|少し先の未来が見えてくる
9年目になると、これまで積み重ねてきたことが少しずつ形になり始める、と考えます。
「私はこの方向に進みたいんだ」
「これをもっと広げてみたい」
というイメージが、以前より見えやすくなるかもしれません。
私はこの年を、
未来の設計図を描く時期
くらいに捉えています。
見えてきたものがあるなら、自分だけで抱えず、人と話してみる。
誰かに話すことで、さらに考えが広がることもあります。
10年目|形にするために調整する
9年目で見えてきたものを、より具体的にしていく年。
物事が形になってくると、関わる人も増えます。
すると当然、
「私はこうしたい」
「私はこう思う」
という違いも出てきます。
そこで必要になるのが、調整する力。
どちらかが我慢するのではなく、
「どうしたら、お互いに気持ちよく進められるだろう」
と考えてみる。
日頃からつくってきた信頼関係が、とても大切になる時期です。
11年目|一度崩れることにも意味があるかもしれない
私は13年サイクルの中でも、この11年目の考え方がとても好きです。
11年目は、
一度、形になったものが崩れることがある
と言われています。
以前なら、
「せっかくここまでやったのに全部ダメになった」
と思っていたかもしれません。
でも、
「必要なものだけ残すために、一度整理されているのかもしれない」
と考えることもできます。
もちろん、実際につらい出来事があったときに、
「11年目だから仕方ない!」
なんて簡単に思えるものではありません。
悲しいときは悲しいし、ショックなものはショックです。
でも、少し落ち着いたときに、
「なくなったものではなく、残ったものは何だろう」
と考えてみる。
そこに、その後につながるヒントがあるかもしれません。
また、自分から崩すという選択が今後にプラスになることもあります。
12年目|残ったものを大切にする
11年目で崩したり、崩れて、整理されたあとに、
「それでも残ったもの」
を集め直す年。
本当に必要だった人。
本当に続けたいこと。
本当に大切にしたい考え。
いろいろなものが削ぎ落とされたあとだからこそ、見えてくるものがあります。
そして、それを一人で抱えるのではなく、人と共有する。
喜びも、うまくいかなかった経験も、誰かと分かち合う。
そんなつながりが、次のステージにつながっていく年として捉えています。
13年目|13年間を振り返り、受け取る
13年サイクル最後の一年です。
マヤ暦では「ギフトの年」と表現されることがあります。
以前の私は、
「何かすごいことが起こるのかな?」
と考えていました。
でも今は、もう少し現実的に、
13年間で積み重ねてきたものの結果を受け取る時期
くらいに捉えています。
頑張ったことが形になるかもしれません。
予想していなかった出会いがあるかもしれません。
逆に、
「これはもう必要ないんだな」
と気づくことも、ある意味ではギフトなのかもしれません。
大事なのは、
「何が起こるんだろう」
と待つことより、
13年間を振り返って、
「私は何を経験して、何を得たんだろう」
と自分の中にあるものを見つけることだと思っています。
そしてまた、新しい13年が始まります。

13年サイクルに人生を合わせなくていい
ここまで読むと、
「じゃあ私は今年○年目だから、こうしなきゃ」
と思う方もいるかもしれません。
でも、私はそういう使い方はおすすめしていません。
少なくとも、私自身には合いませんでした。
マヤ暦を意識しすぎて、
「今はこの年だから」
と行動を決めてしまうと、自分の人生を自分で選んでいる感覚がなくなってしまったからです。
だから今は、普段はほとんど気にせず過ごしています。
やりたいことがあればやる。
行きたい方向があれば進む。
人生を決めるのは、自分です。
ただ、迷ったとき。
何かがうまくいかなくなったとき。
「どうしてこんなことが起きたんだろう」
と思ったとき。
そんなときに、13年サイクルをちらっと見てみる。
たとえば、
今まで頑張ってきたものが突然うまくいかなくなった。
「全部ダメになってしまった」
と思っていたけれど、調べてみたら11年目だった。
そこで、
「もしかしたら今は、全部を失ったんじゃなくて、本当に必要なものを残すためのタイミングなのかもしれない」
と考えてみる。
実際にそれが「正解」なのかはわかりません。
でも、その見方によって、
「終わった」
から、
「ここから何が残るんだろう」
に気持ちを切り替えられたなら、それで十分だと私は思っています。
マヤ暦は、未来を決めるものではなく、見方を増やすもの
私は、マヤ暦を占いとして使っていません。
「この年だから、この出来事が起こる」
と未来を決めるものでもないと思っています。
私が好きなのは、
起こった出来事に対して、別の見方を見つけられること。
マイナスにしか見えない出来事にも、
「もしかしたら、こんな意味もあるのかもしれない」
と思えるだけで、人は少し前を向くことができます。
だから、13年サイクルも、
自分の人生を縛るルールではなく、
迷ったときに、自分の視野を少し広げてくれるヒント
くらいに使ってもらえたらと思っています。
マヤ暦に人生を決めてもらうのではなく、
マヤ暦からヒントをもらいながら、
最後は自分で考え、自分で選ぶ。
私は、そのくらいの距離感がちょうどいいと思っています。
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